アルダクトンAの血中濃度や半減期、持続時間

アルダクトンAの血中濃度最大時間や半減期

 

アルダクトンAの血中濃度最大時間や半減期は、臨床試験から数値が出されています。

 

血中濃度最大時間(Tmax)

半減期(t1/2)

2.8時間

11.6時間

参考ページ:アルダクトンA添付文書

 

血中濃度最大時間というのは、服用してから血中濃度が最大になるまでの時間と指しており、アルダクトンAの場合約3時間となります。一般的に、血中濃度が高いほど作用が強くなるため、アルダクトンAは服用してから3時間程度でもっとも利尿作用が高まることになります。

 

次に半減期ですが、これは血中濃度最大時から濃度が半分になるまでの時間を指しています。アルダクトンAはおよそ12時間程度でとなるので、半日程度と言えます。半減期と持続時間はだいたい同じと考えられるので、アルダクトンAの持続時間はだいたい12時間と言ってよいでしょう。

 

アルダクトンAの用法・用量は

 

スピロノラクトンとして、通常成人1日50~100 mgを分割経口投与する。

 

とありますが、50mgの場合は朝1回投与となることが多いです。それ以上の用量の場合は朝と午後の2回などの服用となります。夕方以降に服用すると夜に尿意が強くなって眠れなくなることがあるので、遅い時間の服用は避けたほうがよいでしょう。

 

肝障害や腎障害がある場合の血中濃度を気をつけよう

 

アルダクトンAは服用後数時間で血中濃度が最大となり、その後じょじょに薄くなっていきます。これは、体の代謝・排泄機能によって、アルダクトンAの成分が体の外に出されているからです。

 

そして、この代謝・排泄は肝臓や腎臓で行われます。ですが、肝障害・腎障害がある場合、肝臓や腎臓の機能が弱っているので、服用したアルダクトンAの代謝・排泄が遅れることになります。その結果、アルダクトンAの作用が期待しているものより強くなってしまったり、なかなか効果が下がらないといったトラブルにつながる可能性があります。

 

添付文書でも、重大な腎障害があったり、肝障害をかかている場合は、アルダクトンAは慎重投与となることが書かれています。なので、もし健康診断などで肝臓・腎臓の数値が良くなかったようなら、アルダクトンAをどうやって服用していくべきかは医師と相談する必要があるでしょう。